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疾病随伴型の認知症(例、脳梗塞の後遺症などによる)、またはDNA上の問題により、比較的若年で出現する認知障害(65歳頃までに出現する)を除いて、特に原因となる病気はないと考えられているような、老化を中心とする認知症は、その人の人生の経験、つまり生活史に影響されない症状はない(生活史型の認知症)と考えられる。
淋しい、つまらない、していることは毎日同じことばかりなどの生活が長期にわたって続くと、認知症に陥りやすい。そして、私たちの老後はそれまでの生活の中での経験に影響された、例えば、激しい・攻撃的な症状などが出現することが多いのです。
 しかし、このような問題があっても、七十歳を越えてる人にとっては、今更、自分の過去の生活史にとってはどうしようもありません。したがって、残された人生を、どのような生活の仕方・考え方をすれば良いのかが問題となります。

 ここではまず、あなたが、『ボケるかどうか』の判定のために、次のような質問を用意してみました。回答を出して、各項目ごとにご自分の場合を検討してみてください。
 「イエス」か「ノー」で答えてくださればよいのです。
 【質問1】「あなたの七十歳以降の生活内容について」
*子供たち、孫たちと仲良く一緒に生活している。ただ同居しているだけというようなことではない。子供や孫、それに嫁も本当に配慮があって優しい。特に嫁は近所の人たちにも優しい。近所では「親孝行なお子さんをもって幸せですね」と言われている。
*「うちの嫁は本当に良い嫁です」と、嫁の機嫌をとるようなことを言わなくても、よい信頼関係と優しさに恵まれている。
*二世帯住宅又は敷地内で子供たちとは一応生活は別にしているが、食事は親・子・孫の三世代が一緒にしている。
*子どもたちのなかには「トシを取ったりして、自分で生活できなくなったら面倒をみるが、それまでは別々に生活するのが当然!」また、「何であなたの親の面倒を、私がみなければいけないの。私は嫌だわ」などと言って平気でいる息子や嫁はいない。
*配偶者は優しく元気。少し威張らせてやっている。生まれ変わっても、もう一度結婚したい。
*友人は大勢おり、交際は手紙のやり取りだけでなく、実際に行き来したり、集まって顔を合わせたりしている。いわば、自分の「財産」のような友もいる。
*読書は昔から好きで、新しく知ることが多い日々を続けている。自慢こそしないが、眼鏡とか照明器具などはかなり自信の持てるものを使用している。
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