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○鍵・財布・通帳・印鑑などの置き忘れが多くなってきた。
○漢字を忘れるようになってきた。
○「あれ」「それ」「これ」などの代名詞の使用が多くなってきた。
○書いた字が下手になってきた。
○買い物で暗算が出来なくなってきた(暗算能力の低下)。
○自動車の運転が少し乱暴になってきた。小さな傷をつけるようになってきた。運転が下手になってきた。
○身だしなみに注意を払わなくなってきた。おしゃれをしなくなってきた。
○生活活動範囲の縮小に慣れ、現在の生活の仕方を改善しようとしなくなってきた。
○毎日していることが同じで生活が単調になってきた。
○楽しいことを自分で作り出すことがあまりなくなってきた。
○孤独の時間が多い。
○今まで覚えていた預金通帳の暗証番号を忘れるようになった。
○物品をどこへ片付けたかわからなくなった。探すことができる。
○旅行などの資料をもらっても、参考にして計画を立てることがなくなってきた。「ここへ行けたら良いね」「もう少し若かったら、行ってみるのだけれど」で終わってしまう。子ども達に連れて行ってもらうと大喜びする。
○人の名前・ものの名前など度忘れが多くなった。こちらが違う人の名前を言うと「その人ではない」と言うことができる。
○思い違い(注意されると気付く)・聞き違いが多くなってきた。
○話をしていて脇道にそれる。
○体の不調を訴えることが多い。病気への恐怖心が強い。
○昔のいろいろな自慢話、手柄話が多くなってきた。嬉しそう、得意そうに話す。
○生活状態からは考えられない非常識な金額をパチンコ・買い物などに使う。
○「自分は変だ、おかしい」と言う。
○今までしてきた散歩・ダンス・ジョギング・旅行などしなくなってきた。
○「面倒くさい」と言うことが多くなってきた。
○「夜眠れない。頭がいたい」と言うが、家族から見ると眠っている。
○頼んだことをすぐにしてもらえないと怒る。待っていられない。
などです。

 前記症状は厭になるほど頻数回出現しても老化現象であり、正常と言えるでしょう。
 むしろ、このような症状の出現より、現在の生活を充実させたり、改善させたりするための、目標・計画・予定・希望・夢などを、常に持ち続けていられるか、そして目標などの実現のために努力を続けていられるかということの方が、認知症と判定するためには重要なことです。

 つまり次のような図式が成立するようです。
(1)『忘れっぽい』+『目標・計画と実現のための努力』→正常
(2)『忘れっぽい』+『計買う・努力などない。毎日の生活が単調』→認知症の初期につながる。

 私たちは、(1)の様な生活をいつまでも続けたいと思います。いや、続けなければいけないのです。
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