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 知人や友人達と話をしている時に、認知症についての質問を受けることは少なくなりません。
 例を挙げてみましょう。
「私は財布や鍵をどこに置いたか分からなくなることがあるのです。だから置く場所を決めて、いつもそこへ置くようにしているのです。
それに、何をしにそこへ行ったのかを忘れてしまうこともあります。ボケ(認知症)の始まりでしょうか?」
「私も仕事を辞めてから4年になるのですが、今日が何日の何曜日か分からなくなることが多いのです。それに、ある物を持って行こうと思っていても、外出してから持ってこなかったことに気が付くのです。こんなことはしょっちゅうで、心配です。」
「私は祖母も母も認知症です。母はまだ生きています。介護が大変ですが、それより遺伝するのではないかと心配です。どうなんでしょうか?」
「私は血圧が高いので内科の先生に診て貰っているのですが、ひどく忘れっぽくなったので聞いたみたのです。『先生、私、ボケるのではないかと心配なんです。大丈夫でしょうか?』と。すると先生は『大丈夫でしょう。そんなことは心配しないことです』と言われましたが、本当に大丈夫なのでしょうか?」。
「なんでもないようなことを思い出せないときがあるので困ったなと思っています。」
などです。
 このような質問を受けてから、10年近くが過ぎました。これらの知人・友人達は、現在でも元気に生活していらっしゃいます。あの頃の心配は何だったのでしょうか。
 このような方々に説明しやすいように【老化に伴う、極めて普通、または正常な症状】をまとめてみました。
 次に記してみますので、参考にしてみて下さい 。
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