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前段1での症状、例えば理由があって登校拒否をしていても、本当は親や家族に「申し訳ない」「すまない」と考えています。このように考えるからこそ、どうしても登校できないときは自分の心を傷つけてしまうことになるのです。平気でいられるような子なら、少しでイライラしたり、怒ったりしないで済むのです。
多くの子供は登校できない理由を探せます。病気ならよいのです。やせて弱々しくなればよいのです。そこで拒食が始まります。
「私みたいな子がいなければ、親もいろいろ心配しないで済む」と考えれば、「死んだっていい」ともなります。この考えのまま死んでしまう子もあります。親は「食べなさい、食べなさい」と子供の好きなものを買ってきて、一生懸命尽くしてくれます。子供はやはり「ごめんなさい」と思っています。しかし言葉にも行動にも上手く表現できません。それでも子供は親の言うことを聞いてあげたいのです。
Mちゃんの場合のように、親の言うことを聞いて拒食がなくなることもあります。しかしそこで、拒食は過食に置き換わります。それでも親の言うことを聞いているのです。食べるようになったからです。いつだって子供は親の言うことを聞こうとしています。しかし聞けない理由が自分でも分からない心的外傷があるのです。そして聞いてあげられないことによる心的外傷とでも言える傷を作ってしまうのです。そして子供の心は混乱し、暴れざるを得ない状態に追い込まれていきます。このことを考えてあげる必要があるのです。 |
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Mちゃんは妹が生れる前は、ご両親の注目を一身に集め、自分の思い通りの生活をしていたのかも知れません。少なくとも、Mちゃんにとってはそうとしか考えられないような育て方をされてきたようです。Mちゃんへのご両親や妹さんからの愛情と尊敬を確認させてあげる必要があるでしょう。 |
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Mちゃんは母親だけでなく自分の父親も「立派な人だ」と考えたいのでしょう。尊敬していたいのでしょう。そうすることによって、Mちゃんは、いや子供は皆、自分自身に『誇りと自信』を持つことができるからです。したがってまわりの人たちからご両親は褒められなければならないのです。 |
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学校へ通っていないのですから、成績の低下は当然のことです。勉強に対しての自信喪失を回復させなければならないでしょう。勉強することの意味を、Mちゃんが納得できるように話してもあげなければならないでしょう。 |
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生きること、成長することの喜び、家族や大勢の人たちと協力し、助け合うことの意味を、Mちゃんに実感させなければならないでしょう。 |
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これからの人生へ、希望、夢、目標などを共有してくれる人がいれば最高です。 |
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場合によっては、異性を意識するようにしてあげることも必要かもしれません。 |
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健康な体が一番美しく、カッコよく、魅力的であることを理解させてあげなければなりません。 |
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生れてから3歳くらいまでに受けた両親からの良質な(知的であり、かつ優しさに溢れた)愛情が、その子の人生を左右すると言われています。Mちゃんに対しては、今からでも遅くはないでしょう。ご両親の誠意が必ずMちゃんの心の傷を癒してくれることと思います。頑張ってあげて下さい。ただし、Mちゃんを甘やかすことと優しさとは全く異なることを忘れないで下さい。 |