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| 2回目の外来診察では総婦長とケースワーカーが雑談に参加してくれたので、1回目と違った雰囲気になりました。Mちゃんは前よりも打ち解けていろいろと打ち明け話してくれました。 「勉強しなさい、勉強しなさいと母親はうるさい」「中学では運動部へ入ったが、太ってはダメだから食事をたくさん食べてはダメ、と先生からいつも指導されている」「友達も皆やせている。私だけではない」「運動しているから成績は落ちた」「お父さんがパチンコ屋から出てくるのを、学校帰りに友達と見てしまった。恥ずかしかった」「高校へは行きたくない。なぜ行かなければいけないのか分からない」「アイドルになってテレビに出たい」「お父さんは嫌いだ。怒って本気で叩くから。それで私も本気でやり返す」「お母さんは文句ばかり言う。うるさくて嫌い。私が欲しいものを買ってくれない。ケチです。ルーズソックスもダメと言って買ってくれなかった」「妹は可愛いんだけど腹が立ってしまうんです。だからいじめる」「元気になるためなら薬を飲んでもいい」 私たちはMちゃんと信頼関係を少しでも強く、大きくすることができるように、そしてMちゃんの気持ちを少しでも穏やかにしてあげるために、彼女の家へ2回遊びに行きました。 Mちゃんの体力が少し回復してきました。相変わらず食事や間食を過食しては吐いている、というご両親からの報告はありましたが、体重が回復してきたということは、過食と嘔吐が続いても、精神的な面においては何かが改善していることの証拠になるでしょう。 しばらくしてから、Mちゃんと若いケースワーカーのA君(男性)と私の3人で、買い物に行くことにしました。行き先はMちゃんの希望で東京・原宿です。当日、Mちゃんは同行のA君、つまり若い男性を異性として全く意識していませんでした。買い物にのみ注意が向けられていました。道端の喫茶店に入って窓越しに眺めていると、さすがは若者の街で大勢の素敵な若者たちが楽しそうに語らいながら通り過ぎていきます。以下はそれを見ながらの私たちの会話です。
実際その女の子たちは身なりも素敵でしたが、雰囲気が若々しくて美しさにあふれていました。
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