別れの認知症状態・孤独な生命(最重度)のとき


[9]自己との別れ

 

・・家族・協力者の協力又は誘導

問題の状態・症状

対応例

*言葉の意味を理解できないらし
 く、聞いていない。






           













           
 <考え方>
  私達の言葉は通じなくなっています。ただ風のように
  吹き抜けます。風の言葉で話し掛けなければわかって
  貰えません。

   <生活訓練5>を行う。

    <生活訓練5の内容>
  昔覚えた歌・唱歌などを聞かせる。歌う。
  基本的な物品などの絵を見せて話し掛ける。
  話し掛け。行為の共有(同じ事をする)

   <生活改善B>を行う。

    <生活改善B>
  △運動量低下を防ぐ
  △清潔維持
  △食欲維持
  △睡眠時間の確保
  △関心のあることをさせてあげる
  △喜ぶことをさせてあげる
  △優しく話し掛けをする
  △昔の歌などを聞かせる
  △簡単なリズムに合わせて体を動かす
  △散歩する
  △生活用品を持たせる、触れさせる
  
   基本的心得8を適用する。

    <基本的心得8>
  お年寄りに協力してあげられることが私達の幸せである
  ことを、お年寄りに、ご家族に、そして神に感謝しまし
  ょう。その感謝の大きさで、お年寄りに接しさせて貰い
  ましょう。お年寄りの心は看護・介護の技術・方法を必要
  としていない時期に入られています。
*一日中、紙・布を噛む、破る、
 裂くなどをしている。
 <考え方>
  「同一行動の繰り返し」は生命が発生するときと
  思考が出現するときに必要な条件でした。もう一度
  思考することができるようになる最後の試みです。
  遂行させるだけでは残念です。
  
   <生活改善B>を行う。

  何か簡単な行為を提供(玩具遊び)
  行為の共有(一緒に同じ事をする)

  
   基本的心得8を適用する。
*大小便を失禁してもわからない。
 オムツをはずす。
 大便をいじる。
   <生活改善B>を行う。
  (大小便・おむつの管理を徹底化する。 話し掛け)
    基本的心得8を適用する。
*蛾や大便を食べてしまったり、
 消毒液や尿を飲んでしまったりする。
   <生活改善B>を行う。

  (目的行為を作ってあげる。一緒に歩く。話し掛け)
   基本的心得8を適用する。
*食べ物がなくなるまで、満腹の
 はずでも食べ続ける。
   <生活改善B>を行う。

  (目的を作って、一緒に歩く。
   食べること以外に関心を持たせる。
   常識的な量を一緒に食べる。)

   基本的心得8を適用する。
*意味なく裸になってしまう。
   <生活改善B>を行う。

  (一緒に歩く。話し掛け)

   基本的心得8を適用する。
*ただ歩いてばかりいる
 (本能的な徘徊)
   <生活改善B>を行う。

  (一緒に歩く。何かに興味を持ってもらう。)

   基本的心得8を適用する。
*了解不能な声を出し続ける。
   <生活改善B>を行う。

  (話し掛け・雑談をしてあげる。
   要求を聞いてあげる。一緒に居てあげる。)

   基本的心得8を適用する。
*すべて介助されて食事をとるが、
 食べ方を忘れているかのように
 反応が遅い。
   <生活改善B>を行う。
  
  (食事摂取の練習(一緒に食べて、食べ方を見せてあげる)
   食事時間を充分にとる。)

   基本的心得8を適用する。
*身体を傾けて歩く。
   <生活改善B>を行う。

  (運動・散歩・体操などのへの誘導・練習。
   姿勢の矯正とリハビリ)

   基本的心得8を適用する。
*ただ寝ているだけ。
    <生活改善B>を行う。 
        (付き添い、雑談、話し掛け。)
    基本的心得8を適用する。