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法律・道徳・習慣などから離れ、参加・協力などの生活からも離れ、ただの群がりからも離れ、孤独からも更に離れて、楽しみの表情も喜びの表情もなく、時折りの拒否の表情だけをわずかに残されて、お年寄りの心は何処かへ行ってしまわれたような認知症の段階です。お年寄りはご自分とも別れてしまわれたような状態です。私たちには了解不能なお年寄りの姿がこの[9]の段階の特徴です。 この段階のお年寄りには、あの時もっと好きなようにさせてあげれば良かった、あれもこれもしてあげれば良かったと思わざるを得ません。この[9]の段階に比べれば、例え[7]や[8]の状態でも、わかりやすい美しさと優しさを、お年寄りは持ち合わせていらっしゃったことに私たちは気がつきます。 この段階のお年寄りへの対応は、私たちの自己満足のレベルによってその質に差が生じます。 |
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