グル−プ[4] 軽度認知症状態(後期)


 この段階の特徴は、淋しい・悲しい・不安・つまらない……などの生活の中で進行してきた認知症状態のため、お年寄りの正常な判断が

自信をなくしたり
落ち着きを失ったり
混乱したり
困惑したり
して イライラしたリ
投げやりになったり
不注意になったり
呆然となったり
ゆううつになったリ
し始めます。

 したがって、長い間、理性でこらえ我慢していた願望・要求などを、お年寄りは抑制することが困難になってきています。自分自身の中でトラブルが起きている状態です。したがって、身の回りの清潔・食事のバランス・着衣などに意を留めたりするほどの心の余裕はありません。

 それでも一応は耐え、対人関係では体裁を整えていることができる限界がこの[4]の時期です。限界を越えると願望・要求の訴えは形を変えて現れます。そうなるとお年寄りは次の[5]へ移行されてしまいます。

 出来るだけ早いうちに、淋しい・悲しい・不安・つまらない……などの感情をお年寄りの心の中から取り去ってあげなくてはいけないときです。また、相対的に左脳の働きが低下するとゆううつ感情が強まってくると言われています。うつ状態(うつ病)と間違えないようにしなければなりません

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