2007年10月号より〜楽しかった夏祭り〜
御殿場市茱萸沢 中川 保雄
 御殿場高原病院で、7月29日に実施された夏祭りに司会として初めて参加させていただきました。
 当日、会場はステージをはじめ全てが見事に出来上がっていて、患者さま、職員の方々の夏祭りに寄せる熱い思いが伝わって来ました。ところが、開始三十分前に突然の豪雨。急きょ会場が室内に変更となり、土砂降りの中、職員の皆さんが濡れるのも構わず再設営の結果、約30分遅れで夏祭りは開会されました。
 「子供神輿」「患者さまと職員による神輿」、更に「一色太鼓の演奏」「患者さまと一色太鼓の共演」で会場の空気は一気に盛り上がり、出足でのアクシデントは完全にかき消されました。
 その勢いでお祭りの行事は計画通り進行し、フィナーレは御殿場高原病院のオリジナル曲「このくらいの歌」を皆さんで合唱して、患者さま、ご家族、職員のみんなさんの温かい拍手とご声援、そして、いっぱいの笑顔をもって夏祭りは幕を閉じました。
 司会をする時は、「どんな場合でも時間通りに、間違わず上手に……」と願います。当日も始まる前まではその気持ちが強く、強くありました。ところが、夏祭りが進行して行くに従い、自分自身が楽しくなり、司会者と言うよりも夏祭りを楽しんでいる一人の観客になっていました。患者さま、ご家族、職員の皆さんのほとんどが、「今日、初めて会った人」なのに、そういう感じは微塵もない「旧知のお友達」という雰囲気で、何のためらいも、飾りも必要としませんでした。私も皆様と同様に接することができました。これは、「高原病院の夏祭り」と、その会場の心のこもった温かい雰囲気のせいだと思います。このすばらしい高原病院の夏祭りとの出会いに心から感謝いたします。
 皆様、ありがとうございました。そして、本当に楽しかったです。