2006年10月号より〜病院祭り〜
指導員 高岡英雄
 今年も恒例の夏祭りが、7月30日に、88家族、182名の参加を得て、盛大に行われました。
 その祭りの模様をご紹介いたします。
 祭りは、事務長の挨拶に続き、一色太鼓のかわいい子どもたちと、患者さんの担ぐ2台のお神輿の元気な入場から幕が開きました。
 祭りといえば屋台ですが、その屋台に見立てたコーナーが、今年も人気を呼んでいました。
 駄菓子コーナーでは、昔懐かしいお菓子を手に、うれしそうに食べたり、昔話にひたっている家族も見受けられる微笑ましい光景もありました。
 ゲームコーナーでは、車椅子の人でも、簡単に出来るように考えられたゲームが用意されており、皆さん楽しんでおられました。
 水風船のヨーヨー釣りでは、釣り上げたヨーヨーを病室まで大事に持ち帰って、ベッドの上でヨーヨーを撫でたり、アングルに吊るして、それをつついて遊んだりする患者さんもいました。
 お祭りの余韻をいつまでも楽しんでおられたのです。
 飲み物コーナーには、いろいろな種類の飲み物が用意されていました。
 どれを飲もうかと迷っている患者さんもいれば、ひとつに決めて、何杯もお代わりをする患者さんもおられました。
 かき氷コーナーも出ており、色鮮やかなかき氷に人が殺到して、作るのが間に合わないほどの人気になっていました。
 ホットケーキコーナーは、暑いさなかにどうかな、と思われましたが、汗だくになって作るケーキに美味しいとの声が多く、いささか大きすぎる感はありましたが、人気は上々でした。
 さて、手作りのトコロテンコーナーですが、今年はガラス製の器を使って涼味を出して、大変な人気となりました。
 開場と同時に会場を練り歩いていた賑やかなチンドンヤの派手なメイクと女性も交えての笑いを誘う振りに拍手喝采!
 職員が担当、演技をしていると説明すると、ご家族は驚いて
「上手ですね」
と感心されていました。
 毎年、お祭りに彩りを添えてくださるのが、一色太鼓と御殿場民謡グループの皆さまです。
 毎年、患者さんを大喜びさせる一色太鼓に今年は患者さんが飛び入りで一緒に太鼓をたたき大変に盛り上がりました。
 御殿場民謡グループの皆さまは、代表者の鈴木先生の振り付けによる優雅な踊りをご披露されて皆さん見入っていました。
 続いて行われた盆踊りでは、大勢の患者さんが踊りの輪に入りニコニコしながら満足げに手足を動かしていました。
 また、今年は近くの国立青年の家で行われていた「全国子供連合会」に参加していた高校生の中から13名の生徒さんと先生方がボランティアで来てくださり、職員と共に患者さんのお世話をしていただき、最後の後片付けまで手伝ってくださいました。
 今年は例年よりも、30分長い1時間30分の夏祭りでしたが、まだ、踊り足りないとの声も聞かれるほど、盛り上がった会となり、参加の皆さま全員が大いに楽しんだ夏祭りだったと私は感じました。