2006年1月号より〜謹賀新年〜
事務長 吉永 宏俊
 皆様におかれましては、よい新年をお迎えのことと思います。

 昨年より少しずつ変わり始めている介護保険法、本年4月には医療保険、介護保険ともに点数の改訂を含め大きな変化が出てくると思われます。昨年の選挙直後に障害者支援法という法律が可決されました。
 本来であれば時間をかけて論議をしてもらいたかったのですが……時の厚生労働大臣の表情がテレビに映し出されたとき、大変に困惑した顔つきに見えました。その表情は法案成立の結果、身障者の方々が今後どのようになっていくか明確に示されていたからです。
 お年寄りの方、身体障害の方、精神障害の方、これらの方々を一つにして新たな介護保険にしていこうという国の考え方、元気なお年寄りからは保険料をいただきます。ということ、まったく性質の違うことを一つにまとめてしまうという安易すぎる考え方ですが、誠に残念でならないのです。高くジャンプするためには、深くヒザを曲げなければなりません。それについては充分理解できますが、頭を強く押されていてはジャンプどころではなく倒れてしまいます。
 すべてのことにおいて、専門性、細分化、個別化と色々なことで注意をそらし、結果的には国のみの負担が減り、すべての国民が負担をしいられる方向に進んでいるとしか考えられません。
 新年の始めより暗い話題で誠に申し訳ありませんが、この苦しい時代を早く抜けて明るく安心して生活できる世の中になってくれることを願ってやみません。