| ケースワーカー 岩田依子 | |
| 満員の盛況 爽やかな秋晴れの中、平成17年度御殿場高原病院「敬老会」が9月18日に行われました。 当日は、早くからご家族がお祝いに駆けつけられ、78家族144名様のご面会がありました。そのため、院内は一層賑やかになりました。 会場内も開催を待ち遠しいように、ご家族、職員に付き添われた患者様がぞくぞくとお集まりになり、あっという間に満員となりました。 午後2時、司会の挨拶とともにいよいよ開会になりました。アシスタントのケースワーカーの渡辺さんは、敬老会に因んだ作務衣をまとい司会を務められました。渡辺さんの作務衣姿は、患者さんに昔懐かしいモンペを思い出させてくれたのではないでしょうか。 今回の敬老会では、清水院長先生と交流のある中国北京の「中国中醫研究剖望京醫院」教授、陳先生ご夫妻が当院を視察にお見えになり、会の最初にご挨拶をされました。冦先生が通訳をしてくださり、患者様にお祝いの言葉をいただきました。 今年度は、102歳の患者様をはじめ、51人の患者様が長寿者として表彰されました。 当院で最高齢の患者様は、明治、大正、昭和、平成と激動の3つの時代を生きてこられた方々です。 これらの人の中には、男性は第二次世界大戦に戦士として召集されて、南方、その他の地区で兵として戦火をくぐったご経験を持つ方もいらっしゃるでしょうし、ご婦人は、大空襲の中、幼子の手を引いて爆撃から逃れた方もいられると思いました。そして終戦後、必死に働いて経済成長の礎を築いた皆様です。 私は、最高齢の患者様を含め、患者様の大変な時代を生き抜いてこられた生活歴の重たさと、その逞しい精神に強く胸を打たれました。 長寿者の表彰の後には、萩原保育園による和太鼓の発表です。昨今、話題になっている「マツケンサンバ2」を和太鼓で披露してくれました。 患者様のお孫さん、ひ孫さんほどの園児の登場に、会場内の雰囲気は盛り上がり最高潮になりました。 園児の皆さんの顔よりも大きいのではないか、と思えるくらいの黄色いボンボンを一生懸命動かして登場する姿や、手に豆を作って練習したのだろう太鼓を叩く姿に、患者様を含め病院職員も思わず体を前に乗り出して応援しました。 感謝と感涙 私の一番印象に残っているのは、この萩原保育園児の皆さんの出し物への、患者様皆さんの反響が大きかったことです。プレゼントを渡された患者様は、感極まって涙を流されていました。 また、敬老会翌日病棟に行きますと、その患者様からは 「おじいさんがあれをもらったのだよ」 「みんな太鼓上手だった」と翌日になってからも皆さん目を潤ませてお話をされていました。 私も思わず、目頭が熱くなってしまいました。 ご家族と患者様とが熱心に感謝状を探される姿や、ゲームを楽しまれる姿を目の前に会が盛大に行われたことをうれしく思い、晴れ晴れとした気持ちでした。皆様のご協力に心より御礼申し上げます。 |
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