ケースワーカー 長藤 肇
 9月20日の敬老会から遡る事約2週間前、よさこい踊りのメンバーに入っている事を知りました。昨年の敬老会でも私は踊りましたが、今年も踊る事になっていました。しかも昨年とは違う踊りらしいので最初の内は、全く乗り気ではありませんでした。

 私は勤務の都合上、練習開始よりも2日ほど遅れて、初めての練習に行きました。私は何もわからないのに、いきなり曲をかけての練習にどうしたらいいのかわからず、とりあえず他の人が踊っているのを真似して踊りました。しかし、他の人は大体覚えていて、既に形になっていて、ビックリしました。物事を覚えるのが、とにかく人一倍遅い私は、たった2週間で覚えられるかと不安を抱いていました。そこで昨年と同様に、休みの日も練習に来て、少しでも早く覚えようと決心しました。

 次の日からも練習に積極的に参加して、他の人の踊りを見ながら覚えて、細かい所やわからないところは、人に聞いて覚えようと努力しました。しかし、普段から痛い、腰や膝に加えて、運動不足の体、そして四捨五入すれば三十路になってしまう年齢からか、体が動かず、翌朝起きた時にいつも以上に痛くて辛い日々が続きました。しかし2週間辛抱すれば解放されると考えると、気持ちが楽になりました。何事もプラス思考で行けばいいと思って、日々練習に参加していきました。

 1週間が過ぎた頃には、やっと人並みに踊れるようになり、この頃になると身体は痛いですが、いい運動になると思って、楽しくなってきました。そして、本番時の踊りのポジションが発表され、体の大きい私は、舞台に上がる事無く袖になり、目立たない所で良かったと少しラッキーに思いながら、残り少ない練習に参加しました。

 いよいよ敬老会当日を迎え、会場には、患者様とその御家族の方がたくさん見えており、失敗は許されないと思うと、徐々に緊張してきました。更に、本番時の衣裳である『絵羽織』と言うのを初めて着ると緊張感が増していきました。とうとう本番になり、舞台の袖で踊っているものの、やはり上がってしまい、頭の中が真っ白になってきて、よく覚えていません。

 とにかく間違えずに踊れたという思いで、終わった時は安心感で一杯でしたが、総勢14名による今回のよさこい踊りは、患者さん、ご家族の方々に満足してもらったと思います。さて、来年の敬老会でも踊るのでしょうか。そうなるとまた私は選ばれてしまうのではないかと、期待と不安がこもごもです。二度あることは三度あると言いますから。