| 生活指導員 池田 攻 | |
| 9月20日、当院ホールにて平成16年度御殿場高原病院敬老会が開催されました。私は進行役を務めさせて頂きました。当日はご家族様も多くご参加下さった為、開催20分前にはほぼ満員となりました。今年度行われた当院の行事の中では、参加者最多の盛会となりました。 開催までの待ち時間に、患者様にそれぞれの思い出の唱歌や童謡を歌って頂きました。またご家族にはお父様やお母様の思い出などをお話して頂きましたが、どなた様も「大東亜戦争後の荒廃で食べ物や着る物もあまり無い状況の中で、両親は私たち子供達のために一生懸命働き、そして私たちにたくさんの愛情を注いでくれた」との感謝のお言葉が多く聞かれました。 午後2時、ファンファーレと共にいよいよ開会となりました。清水院長先生の開会の辞に「当病院では院内に《高年学校》を開校しておりますが、ここでは、<認知症の進行を遅らせる事><ご家族の事を忘れない事>及び<ご家族を思い出して頂く事>などを重点に実施しています。その為、ご家族様にも是非ご協力をお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願い致します」とありました。 次は長寿者への表彰と感謝状の授与です。長寿者を代表して一病棟のO様が佐野総師長より授与されました。続いてO様のご家族様よりお祝いのメッセージを頂きました。「母は97歳ですが、このように元気で居てくれてとても嬉しいです。なお、このように元気で居られるのは、高原病院の皆様の御蔭と心から感謝しております」。 長寿の受賞者は、還暦以上、当院の最長寿101歳のU様まで60名様に、感謝状も同じく清水院長より、お掃除やタオルたたみ等のお手伝いをして下さっている方20名様に授与されました。これらの賞状は、職員手製の特製額にはめられたユニークな物で、ホールに展示された後、お宅に持ち帰っていただきましたが、本人のベットの所に飾って帰られた方も居られました。Aさんは「私は仕事が好きだからお手伝いさせて頂いているだけなのに、こんな立派な賞状を頂いてとても嬉しい」とニコニコされていました。 次は萩原保育園の園児23名及び女性職員15名による和太鼓演奏が行われました。園児の皆さんは法被に鉢巻の勇壮な出で立ちで『さくら』を小さな身体で精一杯演奏して下さいました。職員の皆さんは『冬のソナタ』を演奏され、次は園児と職員全員で『富士山』と『百歳の歌』を合唱して下さいましたが、とてもお上手でお祭ムードが一気に高まりました。あの太鼓の大きな音が会場一杯に響き渡り、患者様やご家族も太鼓に合わせて手拍子を打ったり、身体を動かしたりと楽しそうに観ておられました。患者様の中には、あの可愛い園児の皆さんを見て我が子の幼い頃かお孫さんを思いうかべておられるご様子でした。Bさんは「太鼓の音を聞くと子供の頃の村祭りを思い出す」と懐かしそうでした。 次に患者様と園児の皆様の間で、相互にプレゼントが行われました。園児の皆様からは牛乳パックで作った手作りの押し花栞を頂き、患者様は「綺麗だね」「とてもよく出来ているよ」と、うれしそうでした。萩原保育園様とは長いお付き合いをさせて頂いており、毎年数回このように慰問して頂き、また当院の患者様も毎年数回萩原保育園にお邪魔して楽しいひと時を過ごさせて頂いています。 次は、患者様を代表して二病棟のT様が詩吟を披露して下さいました。羽織袴の本格的な出で立ちで『結婚祝の唄』を吟じて頂きました。大きな声で滑らかに吟じられて、とてもお上手で皆様は心静かに聞き入って居られました。T様は詩吟歴20年の大ベテランだそうです。 次は、高原病院よさこいチーム(男女15名)による『どっこいしょ』という踊りを踊って頂きました。賑やかで独特の音楽に合わせて勇ましく踊る姿を観て、会場の皆さんも一緒に踊り出す等大変盛り上がりました。 最後は全員で『これくらいの歌』を合唱、閉会の言葉は当院の吉永事務長が行いました。 「安心して入院して頂ける様、職員全員で一生懸命頑張って居ります。また医師スタッフも充実しておりますので、今後とも御殿場高原病院をよろしくお願い致します」。次に全員にて『三本締め』で締めくくり、盛大な敬老会が終わりました。 今年の敬老会がこのように盛大に開催できたのは、患者様をはじめご家族及び職員の皆様の協力の賜物と、心より御礼申し上げます。 |
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