リハビリ 佐藤二郎
 開院二十五周年おめでとうございます。二十五年前は現在みたいに老人問題があまり騒がれていませんでした。当院が全国でも初めての老人専門病院ではないかと思います。開設当初は認知症の患者さん、精神科の患者さんが半々位でした。
 認知症の患者さんの治療について院長先生から治療方針の発表がありました。レクレーションの充実、部所を問わず全職員が人海戦術で患者さんと接すること、介護職員も身の回りのケアだけでなく、患者さんに淋しさ、悲しさ、孤独、失望させないということでした。
 全員が患者さんとひとつ家族のような感じで接触し、患者さんに自由で楽しい雰囲気を作ってあげ、入院生活を有意義に過ごせるように努力してきたことが、懐かしく思い出されます。
 現在もレクリエーションは色々な企画が一年を通して行われます。患者さんの生活は、週二回の入浴、毎日のレクリエーション、リハビリなど一日中楽しく過ごされるよう努めています。
 私たちリハビリ担当員も、身体の障害だけの治療だけでなく、患者さんの心の悩みを聞くべく会話を大事にしており、時には患者さんからの相談を受けるときもあります。認知症だからと言って、そのまま放っておいては認知症の進行につながっていきます。患者さんとのコミュニケーションを大切に頑張っていきたいと思います。