ケースワーカー 岩田嘉代
 日に日に寒さが増す御殿場高原病院からは、雪をすっぽりとかぶった富士山がきれいに見えています。12月14日は病院祭が行われました。

 今回の見所は各病棟が力を入れて練習してきた音楽発表会です。1病棟では「富士山」「お正月」を歌って下さいました。2病棟では「箱根八里」を職員の演奏に合わせて歌って下さいました。また、3病棟では鳴子を手によさこい踊りを踊って下さいました。どの病棟も練習の成果を存分に発揮できたのではないかと思います。

 また、私たち相談室の職員でリズム体操を行いました。「体操のおねえさーん」と皆さんに呼ばれ、紫のパーカーに赤い帽子といった揃いの衣装で登場しました。ラジオ体操とは違いオリジナルの体操を音楽に合わせて行うため、職員がマイクを使い「次は首を回しましょう」などと言い続けました。皆さんに行って頂けるかどうか心配でしたが、ご家族の皆様や職員の協力と患者さまのやる気に助けられ、何とか成功したのではないかと思います。

 高原病院では毎日の午後のレクリエーション、月2回の全体レクリエーション、そして今回の病院祭のような月1回の年間レクリエーションと病院生活の中に多くのレクリエーションを取り込んでいます。

 その役割とは「遊びから価値を引き出す」「レクリエーションの生活化」ということだと思います。1つ目の「遊びから価値を引き出す」ということは、認知症により様々なことを忘れていく中で、体を動かす楽しさ、歌を歌い声を出す楽しさなどを忘れないでほしい、また「楽しい」「嬉しい」という気持ちを忘れないでほしいという意味を持っています。

 2つ目の「レクリエーションの生活化」は、レクリエーションの中から身体機能の低下を防いでいこうという、リハビリ的役割を含んでいるという意味を持っています。

 今後もこれらの役割を持った幅の広いレクリエーションを行っていけたらと思っております。