ケースワーカー 岩田嘉代
 富士山に雪が降り、近くの山々は少しずつ色付き始めました。御殿場高原病院でもだんだんと秋の気配を感じ始め、患者さんの服もすっかり衣替えをしました。そんな中、10月5日に運動会が行われました。今年から旧病棟を使い、様々な催し物が行われてきました。スペースができた分、天候の心配もなく、患者さんやご家族には安心して参加して頂けるのではないかと思っております。

 皆さんには病棟ごとに色の違うはちまきをして、手には旗やすずなどを持って頂きました。種目は応援合戦、輪投げ、障害物競争、玉入れです。まず、選手宣誓ではMさんが大きな声で立派にこの大役を務めて下さいました。「精一杯頑張ります!」と力強い意気込みを聞かせて頂き、患者さんも職員もぐっと力が入りました。応援合戦では各応援団が前に出て、職員と共に素晴らしい応援を披露して下さいました。

 職員の気合いもさることながら、患者さんの真剣な表情からは絶対勝つぞという強い思いが十分に伝わってきました。輪投げでは皆さんなかなか上手に輪を入れていき、どの病棟も接戦でした。次の障害物競争は患者さんと職員が一緒になって参加する競技で1回戦は歩ける方、2回戦は車椅子の方が行いました。風船がなかなか割れなかったり、クラッカーが上手にならなかったりとアクシデントもありましたが、応援団長を始め、患者さんの「がんばれー」との応援でこちらも接戦でした。最後の玉入れは患者さん一人ひとりに玉を2個ずつ持って頂き、職員が持つかごの中に入れてもらいました。

 運動会では体を動かしていただくのはもちろんのことですが、幼少時代のご自分の運動会やお子様・お孫様の運動会に行ったときのことを思い出して頂ければと思います。様々なレクリエーションを行う中で、患者さんの心に訴えかけ、変化を持って頂きたいです。