| 介護福祉士 岩永光義 | |
| 先日、患者さんと一緒にお花見に行ってきました。前日の悪天候とは打って変わって、すがすがしい好天に恵まれ、富士山が一際映えていました。 今年の富士はことのほか残雪も多く、4月にしては例年にない雄大な山容を見ることができました。患者さんたちも、バスの中から眺める富士山の姿に感動し、「あっ、富士山がとてもきれい」「まだ雪がいっぱい残っているね」と見入っておられました。 バスの中では、みんなで『富士山の歌』を歌ったり、昔懐かしいお得意の歌を披露して下さる患者さんもおられるなど、とても楽しい雰囲気のうちに目的地に着くことができました。 桜は少し盛りが過ぎているという感じで、上の方は葉桜になっていました。しかし桜の木の下には、茎の大きいチューリップとか、パンジーの花がいっぱい咲き乱れ、風が吹くたびに大きくなびいて私たちを歓迎してくれているかのようでした。患者さんたちも茎の大きいチューリップとか、むらさきのパンジーとか、黄色のパンジーの花を見て感動されているご様子でした。試みに花の名前を尋ねてみましたら、チューリップの花は皆さん正解でしたが、パンジーの花には首をかしげる患者さんがほとんどでした。 帰りには、田圃に黄色い菜の花があちらこちらに咲いていて、私たちの帰り道を見守っているかのようでした。菜の花を眺めながら、「菜の花畑に入り日薄れ」と、子供の頃歌った『おぼろ月夜の歌』を皆で歌いながら帰ってきました。お天気にも恵まれたので、今年の花見は患者さんたちにも大変よい気晴らしになったのではないでしょうか。また同時に、精神療法の一助にもなったのではないでしょうか。そう考えながら楽しい気分で帰ってきました。 |
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