生活指導員 池田 攻
 まさに秋晴れの11月6日、男女14名の患者さんが御殿場市荻原保育園を訪問しました。予定通り10時30分に到着すると、6歳前後の園児男女20人が水色の法被に桃色の帯を締め、可愛い出で立ちでお迎えして下さり、患者さん方から「まぁ、可愛い」とか、「こんなに大勢の子供たちがいる」などと声が聞こえました。

 早速ホールで園児たちが手話をしながら、大きな声で「みどり」を歌い、続いて「百歳の歌」、次に「どんぐりころころ」を患者さんと一緒に手拍子をとりながら合唱、和やかな雰囲気になりました。
 次は、園児たちが和太鼓による「まつり」を演奏して下さり、患者さんは終始にこやかで、院内ではあまり見られないとてもいいお顔をされていました。

 患者さん方は、それぞれ園児達からお土産に、散歩の時にお使い下さいとポケットティッシュをいただき、とても嬉しそうでした。
 患者さんからのお返しで、園児たちにクレヨンセットと画用紙をプレゼントしました。

 お別れの挨拶時、園児との握手。M男さんはにこやかに「可愛いねぇ」と言いながら、あの小さな手を両手で包み、いつまでも放しませんでした。
 こうして患者さん方は、可愛い園児から元気パワーをたくさんもらい、最後にお茶とお菓子をご馳走になり、予定時刻はオーバーしてしまいましたが、名残惜しそうに保育園を後にしました。

 帰りのバスの中は行く時と違い、賑やかで「花が咲いている」と誰かが言ったら、M子さんが「黄色い花は菊の花だよ」とか「柿がなっている」「馬がいる。馬、馬」などと話しながら病院に着き、患者さん方は足取り軽くバスを降りられ、とても有意義な秋の小旅行でした。