| ケースワーカー 岩佐亜津子 | |
| 9月末までに全国で100歳以上となるお年寄りは、前年より増えて17,934人となり、過去最多を更新し、そのうち女性が84%を占めたと、9月15日の敬老の日を前に厚生労働省から発表されました。 当院では最高齢者は99歳(女性)、今年12月までに90歳以上となる方が男性12名、女性16名いらっしゃいます。 敬老の日は午前中からたくさんのご家族が面会に来られていました。小さな子どもさんの面会もあり、院内は賑やかな明るい雰囲気でした。「おじいちゃんなんて声が聞こえるからおかしいなと思ったら、孫が来たんだよ」と嬉しそうにいつもとは少し違った優しいおじいちゃんの顔をされている方もいらっしゃいました。 当院からは患者様にご本人の写真を付けたお祝いの賞状をお渡ししました。お配りしていると、「私のもあるの?」と自ら取りに来られる方や、「こんな素敵なものをつくって頂いて、ありがとうございます」と丁寧にお礼を言って下さる方、またじっと賞状を見つめて手放さない方、一日中賞状を大切に持ち歩いていらっしゃる方など、反応は様々でした。また「私ってもうこんな歳になるのかしらね。もっと若いと思っていたのに・・・」と少し残念そうにおっしゃる方もいらっしゃいました。 午後のレクリエーションでは、患者様のご家族2名の方による歌のご披露がありました。演目はカントリーミュージック、ピアノ演奏とソプラノの2種類の歌を聴かせて頂きました。赤とんぼなど皆さんがよく知っている歌もあり、手拍子をうちながら一緒に口ずさんでいらっしゃる方、真剣に聞き入っている方など、皆さん表情が豊かでした。患者様だけでなく、職員も素敵な歌声とピアノ演奏に感動いたしました。 敬老の日というのは、聖徳太子が四天王寺に悲田院(今で言えば老人ホーム)を設置したのが9月15日であったとされ、そこからこの日が「敬老の日」に選ばれたという一説があるそうです。しかし祝日法の改正により、2003年からは9月の第3月曜日が「敬老の日」で移動祝日となり、9月15日は「老人の日」と名称が変わることが決まっているそうです。 「敬老の日」が変わっても社会のために尽くしてこられた高齢者の方の功績をたたえ、長寿を祝い、またその歩みや心を受け継いでいくことは変えてはならないと思います。 |
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