事務 田代智美
 2月3日、節分という風習を思い出していただくこと、今年1年の健康を願うことを目的として、「節分の会」を開催しました。

 天気はあいにくの雪でしたが、会が始まると院内は、職員が扮する怖そうな赤鬼や強そうな青鬼、何とも言えない不思議な鬼の登場で大いに盛り上がり、笑い声と笑顔であふれていました。そして、豆の代わりにゴムボールを投げていただく鬼退治ゲームでさらに院内は活気づきました。その後、着物を着た優しい福の神が登場し、福豆ならぬ福ラムネを配り、1年の健康を願って患者さんに召し上がっていただいて、和やかな雰囲気で会は終わりとなりました。

 当日私は写真撮影の係でした。鬼の登場に驚く患者さん、鬼のおかしなパフォーマンスに大笑いの患者さん、鬼を退治しようと真剣にボールを投げる患者さん、ご家族と一緒でいつになく素敵な笑顔の患者さん・・・そんな一瞬の表情をとらえようと、また、当日いらっしゃらなかったご家族に少しでも会の雰囲気や、驚き笑っていらっしゃる患者さんの様子が伝わるような写真をと、カメラ片手に動き回りました。

 そして、ある患者さんがご家族と一緒に記念撮影をした時のことです。「○○さん、娘さんと一緒に写真を撮りましょう」と声を掛けても不思議そうな顔をされ、『写真』という言葉がおわかりにならないような感じでした。しかし、いざカメラを向けてみるとまるでモデルさんのようにポーズをとり、素敵な笑顔でこちらに微笑んで下さいました。
 お部屋から出られない患者さん所にも、鬼や福の神たちと一緒に記念撮影に回りました。普段余り表情に変化のない患者さんが、「怖いからあんまり近くにこなくていいわよ」と苦笑いされたり、たくさんの鬼に囲まれて照れ笑いされたりと、素敵な写真を撮らせていただくことができました。

 今回、レンズを通してたくさんの素敵な表情を見ることができました。これからも皆さんにより楽しんでいただける、喜んでいただける行事創りをしていきたいと強く感じました。