ケースワーカー 岩崎聡美
 2月3日に節分の会が行われました。高原病院の節分の会の見所は『鬼コンテスト』です。5〜6人の職員が色々な鬼に扮し、様々なパフォーマンスを披露します。今年も患者さんに楽しんで頂こうと、鬼の登場の仕方やBGMなどにも工夫を凝らしました。

 鬼の登場の音楽が鳴ると同時に、会場全体がざわめき始めました。そして鬼の姿が見えると、目を大きく見開き、目を輝かせながら鬼を見る患者さん、席を立ち身を乗り出して鬼に大きく手を振る患者さん、大きな声で鬼に声援を送る患者さんなど、本当に活き活きした患者さんの姿を見ることができました。

 鬼退治ゲームでは「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて、力一杯鬼にボールを投げ、悪鬼払いをしました。そして、福の神から豆の代わりに果物の香りのするラムネをもらい、今年1年の無病息災を祈願しました。

 人がいつまでも健康で活き活きと生活するためには、目、耳、鼻、口、手足の持つ、それぞれの使命を全うさせてあげることが大切なのです。「目」があるから奇麗な人を見たり、美しい色を見たり、自然を見たり、食べ物を見たり、人の温かい笑顔を見ることができます。また、目は夢を見たり、優しさや安心感を探す役割も持っています。

「耳」があるから大好きな音楽を聞いたり、友人、家族の楽しい声、優しい声を聞いたり、音を聞き分け安心感を得たり、人の笑い声や話しを聞くことができます。また耳は私たちが上手に運動をし、バランスを取るためにも大切な役割を持っています。「鼻」があるから食べ物の美味しそうな香りや、草花の香りを感じることができます。「口」があるから美味しいものや好きなものを食べたり、歌を歌ったりすることができます。また、口は目、耳、鼻から得た情報や、それによる感情の出口でもあります。喜怒哀楽を表現することもできます。人と楽しい話しをしたり、笑うことができます。

「手」があるから色々なものを作ったり、洋服の肌触りを確かめたり、人と手を取り合うことができます。「足」があるから好きなところへ行ったり、走ったり、飛び跳ねたり、人に会いに行くことができます。また、目の位置を高くし、視野を広げることもできます。

 患者さんが喜び、楽しそうにする様子を見て、目、耳、鼻、口、手足が何不自由なく使えることは素晴らしいことで、感謝しなくてはいけないと改めて思うことができました。そして、患者さんが持っている目、耳、鼻、口、手足をもっと大切にし、活き活きとした時間を過ごして頂きたいと思っております。