看護婦 松尾昌代
 当院も平成14年には新しく増改築することとなり、すでに工事が始まりましたが、なお今しばらくは現状で看護・介護を行っていくため、少しでも入院生活を楽しく過ごしていただこうと、日中午前、午後のレクリエーション、生活療法を行っております。多くの方たちが参加され、ベッドより離れた日課が徐々に定着されております。

 これまで患者さんは病室内のベッドの上で食事をしておりましたが、なんとかならないかと職場で話し合い、とりあえず一部屋ずつリビングルームで食べていただき、また冬を除いて天気のよい日には外での食事を行ってきました。とても好評で、それまで介助を受けていた方の中には、自ら食べ出されるようになった方もおられます。

 患者さんをベッドの外に出すということは、職員にとっても大変なことでした。素直に車椅子に乗ったり、徒歩で食卓に着いていただくまでには、少なからず抵抗される患者さんもあり、手で叩かれたりつねられたり・・・。でも職員が互いに患者さんのためにと思い、今では朝早く出て来たり、昼休みも早めに席を立って食事の準備に頑張っています。

 当初はテーブルの数も足りなかったため、職員に工夫して作ってもらい、今では70名前後の方にリビングルームで食事をしていただいております。自分から定位置に座る方はまだほんの少しですが、職員の誘導で席に着き、食事が出てくると他の方の分をとろうとされる方もあるなど、少しも目が離せませんが、おいしそうに召し上がって下さるようになり、残食も少なくなりました。また座ることにより、誤飲の予防にもなっていると思っております。

 これからも楽しい入院生活を送っていただけるよう努力したいと思っております。ご家族の方も何かお気付きの点や、こうしてほしいなどのご希望がございましたら、ぜひ声をかけて下さいますよう、お願い申し上げます。
 一応受け持ち制になっておりますが、看護課一同で各々ケアプランに沿って、全員で看護・介護を行っておりますので、担当が休みの時でも対応できるように心掛けております。また私たちもご面会の折りには声を掛けさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。