| 生活指導員 喜田浩司 | |
| 平成元年から登録していたガイドヘルパーを、加齢と共に活動が困難と感じるようになり、辞退することにしました。ガイドヘルパーは御殿場市が事業として行っており、主として視聴覚障害の方が、通院、買い物、行事に参加する時、福祉課の調整で、あるいは本人の依頼で援助しています。 何回か活動しましたが、思い出となっているのは19歳の女性の障害者の方が就職試験のため、東京に行くので、8時台の『あさぎり』に乗車するのを援助したときのことです。この日は生憎台風の影響で大雨になり、ダイヤは乱れていました。予定時刻にバスから下車してきたので、私が案内することを告げ、待合室にあがりました。ところが『あさぎり』は遅れ、やっと10時頃になり、それも松田までしか運行しないと放送されました。私は、都合をたずねたら、どうしても今日中に行かなければ、と言われるのでその準備もしてなく、ほとほと困りました。この時、友人夫妻を見かけたので、行き先を尋ねたら、「新宿に行く」とのことで、私は事情を説明し、松田で乗り換えて新宿駅のホームにいる出迎えボランティアにコンタクトしてほしいと頼んだら、快く引き受けてくれました。この日の夕方電話があり、無事に着き明日は受験出来ると、喜びを込めた声を聞きホッとしました。福祉課に市民の協力があったことを話しましたら、担当職員は電話でお礼を言って下さいました。 またヤオハンプラザの買い物にお供した時、レジ係の方は通路に箱を置き棚揃えをしている同僚に通路をあけるように言って下さいました。障害の除去が議論されて、御殿場駅にもエレベーターが設置されていますが、一番障害となっているのは健常者です。出入り口に座ったり、座席に荷物を置いたり、歩道にも荷物、自転車を置いたりしています。視覚障害者の方々の感性は鋭く豊かです。人類はこの世に出現した時から病に苦しんでいます。また、身体のご不自由な方がいられるから研究が進み、医療が開発され、その恩恵を受けて私たちは生活しています。仕事として人のお世話をさせていただいております。看護・介護の基本は変わりませんが、15年4月から内容は大きく飛躍します。平素の仕事は一味を加え、心をもって、お世話させていただかなくてはなりません。 また14年度から学校は週5日制となり、社会参加、社会奉仕が求められています。強制するべきではない等々の意見を耳にします。職員の2人の方は余暇にアルミ缶を集め、売却利益で車椅子を買い、寄付をしていられます。協力している方もいられますが全職員が月に1個でも2個でも協力を続ければ、さらに大きな貢献が出来ると思います。栄養課では、牛乳パックを水洗いして下さり、それを私は福祉施設に届けています。1000ミリリットル用30枚、500ミリリットル用50枚で、それぞれトイレットペーパー1つと交換できます。またゴミの減量化、省資源にもつながります。社会参加はいろいろな形で出来ます。皆さんのご協力をお願い致します。 |
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