| ケースワーカー 岩崎聡美 | |
| 9月15日、恒例の敬老会が開催されました。この日の空は今にも泣き出しそうでした。しかし私たちの願いもむなしく、開会の挨拶が始まると同時に、ポツリポツリと降り始めた雨は、あっという間に本降りになり、急遽室内で行うことになりました。 患者さんを室内に誘導する際には、参加していたご家族が協力して下さり、雨に濡れることなく、スムーズに行うことができました。また室内での会場準備をしている間、軽体操や歌で楽しんで頂きました。しかしマイクが使えない状況で、会場全体を盛り上げて行くのは大変なことでした。そこで協力して下さったのが萩原保育園の保育士さんでした。さすが保育士さんです。持ち合わせていたピアノで伴奏をつけて開場の雰囲気を盛り上げて下さいました。また園児さんも、一緒に元気良く歌を唄い、活気を与えてくれました。その間に田中美妃さんの夫であり、また作曲家でもある沖田まさしさんが、音響機材を設置して下さり、ほんの数分の間に、準備が完了しました。 会は、時間の関係上、一部内容を変更し、萩原保育園の園児さんによるお遊戯と、田中美妃さんによるステージを中心に行ってきました。園児さんのお遊戯では、ソーラン節にのせた踊りと、『富士山』や『故郷』などの歌を披露して下さいました。無邪気に、力いっぱい踊り、唄う園児さんの姿に、多くの患者さんが興奮した様子でした。 普段は私たちの働きかけに対し、言葉数も少なく、おとなしい印象のAさんも、自分の目の前で踊り、唄う子供たちの姿に、大変感激した様子で、車椅子から身を乗り出して手拍子をしたり、子供たちに手を差延べながらご覧になっていました。私たちにはなかなか見せて下さらない、一面を見ることができました。 そして、皆さんお待ち兼ねの、田中美妃さんのステージです。素敵な衣装と、プロの素晴らしい歌声で、患者さんのみならず、私達も楽しませて下さいました。また、選曲も、患者さんと一緒に唄い、楽しみたいという美妃さんの強い気持ちから、患者さんがよく知っているナツメロを中心に披露して下さいました。本当に美妃さんの患者さんを大切に思うお心遣いには、感謝の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。 敬老会が終わる頃にはすっかり雨も上がり、空にも、患者さんの表情にも晴れ晴れとした様子を見ることができました。開会と同時に降り始め、閉会と共に止んだ憎い雨でしたが、大慌てで開場を変更するため、皆で協力することの素晴らしさや、大切さを教えてくれたような気がします。 これからも皆様の協力を得ながら、より良い治療を目指していきたいです。 |
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